大学生タツローの日常

こんにちは。どこにでもいるような大学生。これまで経験してきた、サッカー、恋愛、浪人生活などで感じたことや辛いこと、乗り越えた方法、後悔等を伝えていきます。今、悩んだり前に進めない学生の方や若い方、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【大学生による】チーズはどこへ消えた?を読んでの要約と感想

こんにちは。タツローです。

 

今回は、初の本の要約と感想を述べていきたいと思います。

 

この本は、おすすめの本を調べてみると、必ずと言えるほど紹介されている著名な本です。変化し続ける社会や人生を生き抜くためにヒントとなる一冊です。

まだ、読んでない方は、ぜひ読んでいただきたいと思います。非常に短く読みやすい本です。

 

要約

この本ではチーズを、人生におけるあらゆる困難や壁、悩みなどの象徴としています。

 

また、ネズミのスニッフとスカリー、人のヘムとホーの4人の登場人物が現れます。

 

この4人は、全く性格が異なり、私たち人間の単純さと複雑さを象徴しています。

 

つまり、この本は、私たちの人生を象徴したようなものとなっています。

 

 

生きていくために迷路の中でチーズを探す4人。

 

ある日、4人は、大量のチーズを見つけます。

 

この時、人のヘムとホーは、チーズの量と質に安心し、靴を脱ぎ、大量のチーズのある場所に住むようになります。一方、ネズミのスニッフとスカリーは、大量のチーズを見つけるも、そこに居座ることなく、また次のチーズを探しに前に進みます。

 

数日後、チーズの消費と劣化に気付く人の二人。しかし、大量のチーズがあった場所からなかなか執着を手放すことができません。食べることができるチーズがなくなっても、その場所のどこかに必ずチーズがあるはずだ、またそのうちチーズが来るに違いない、と前に進むことができず、心身共にすり減っていきます。

 

大量にチーズがあっても前に進み続けたネズミの二匹は、いろいろな場所でチーズを少しずつ見つけて食べ、心身共に満たされています。

 

人の二人は、チーズを食べることができません。ようやくヘムが、チーズがもともとあった場所に居てもどうにもならないことに気付き、チーズを再び見つけることができるのかという恐怖に襲われながらも立ち上がります。ホーは、いつか必ずこの場所にチーズが戻る、と信じ何も行動に移しません。

 

ヘムは、なかなかチーズを見つけることができず、何度も心が折れそうになり、元の場所に戻った方が良いかという葛藤に襲われながらも、探し続けます。しかし、ついにネズミの二匹に追いつき、三人でチーズを食べることができました。ホーはどうなったのかわかりません。

 

ヘムは、大量のチーズのあった場所から離れ、チーズを再度探す際、壁にあらゆる気づきを、ホーがいつか立ち上がってチーズを探し出すと信じ、書いていました。この言葉には、私達に対しても、非常に大きなメッセージとなっています。

 

感想

この物語において、チーズは、私たちの人生の中で起こるあらゆる問題や困難に照らし合わすことができます。

 

今回は、失恋を照らし合わせながら読みましたので、失恋を例に挙げて述べていこうと思います。

 

私は、振られた後、いつまでも人間のヘムとホーのように、彼女と別れたという現実を受け入れることができず、”チーズ”を待っていました。しかし、奇跡やよっぽどのことがない限り、”チーズ”が戻ってくるはずがありません。それでも、今まで共に過ごしてきた時間や思い出などによる執着によって、ずっと”大量のチーズのあった場所”から離れることができません。

 

ネズミのように次の”チーズ”とまではいかなくても、立ち上がって前に進むことが大切です。5か月くらい経ってようやく、ヘムのように立ち上がり前に進むことができたと思います。

 

いつまでもホーのように執着のせいで前に進まなかったならば、何も変わりません。

 

 

このように、人生は、チーズのように変化し続けるものです。変化を拒んでいると、前に進むことができません。

 

変化を受け入れ、前に進むためには、かなりの勇気、度胸、覚悟が必要です。

 

しかし、それをもって前に進んだ者にしか、幸運は訪れません。

 

常に変化し続けるこの社会、人生を生き抜くためには、ネズミのように変化をあらかじめ想定した行動を取るのが最善ですが、それができなくても、いつかは受け入れ前に進む勇気が大切だ、と思いました。

 

まとめ

初めての要約・感想で、分かりにくかったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

気になった方は、ぜひ読んでみてください。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。