大学生タツローの日常

こんにちは。どこにでもいるような大学生。これまで経験してきた、サッカー、恋愛、浪人生活などで感じたことや辛いこと、乗り越えた方法、後悔等を伝えていきます。今、悩んだり前に進めない学生の方や若い方、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

超エリート山口真由さんのとてつもない努力や考え【いいエリート、悪いエリート】

いいエリート、わるいエリート

 

こんにちは。タツローです。

久々の更新となってしまいました。

 

山口真由さんの著書「いいエリート、わるいエリート」という本を読んだので、考えたこと・感じたことを書いています。

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いいエリート、悪いエリート 山口真由 - Bing images

 

 

 

山口真由さんのことをご存知の方は多いと思います。少し説明しますと、東大法学部を主席で卒業され、財務省を経て、アメリカに留学され、今はニューヨークで弁護士をされている方です。

 

東大主席卒業と聞くと、才能の持ち主だ、天才だ、と考える方が多いかもしれません。しかし、本書を読むと、イメージ通りの天才ではなく、並々でない努力をされている方だと分かります。

 

簡単な本書の紹介

 

簡単に本書を紹介していきたいと思います。

本書では、勉強のやり方について、東大生・官僚・弁護士の仕事について書かれています。

 

筆者は、子供から学生時代、とにかく勉強されていました。具体的には、大学時代は、祖母との会話の10分、各食事の20分、シャワーの時間を除いて、睡眠時間もある程度削って、勉強し続けたそうです。筆者は、本書で何度も言われますが、才能があったわけではなく、誰よりも努力をして、東大に入り首席で卒業した、とおっしゃっています。

 そんな勉強に関して、ものすごい成績を修められている筆者だからこその不安もありました。他の人に負けられない、勉強以外何もない、など様々なプレッシャーもあったそうです。

 財務省に入省されると、これまでにない扱われ方をされました。全く無意味な作業をやらされたり、理不尽な上司の扱い、夜中3時までの仕事が続くなど、とてもハードな日々を送られていました。そんな中でどのように過ごし、何を考えていたのかが書かれています。

 さらに、留学をした意図やエリートとしての日本に対する考えも書かれています。

 

 

 

率直な感想

本書を読んで、勉強はやっぱりやるべきだなと考えました。なぜなら、秀でた才能がない私にとって、勉強によって得られるものが、人生を豊かにしてくれ、高いステージへと導いてくれると信じることができたからです。

少し前まで、なぜ勉強をやるのか、興味のないことを勉強して何の意味になるのか、と思考する時間が続きました。いろんな勉強に関わる本や記事を読みましたが、納得のいくものがありませんでした。例えば、抽象的に後から役に立つ、と言われても、その分野に行かない限り役に立たないのではないか、と思ってしまいます。しかし、本書を読んで、小学校から大学で学ぶことが直接的に生きることは稀ですが、勉強を通して得た精神的な部分や経験、勉強の成績が、後の人生を豊かにしてくれると、山口さんの経験を持って、信じることができるようになりました。だから、勉強の力を信じ、辛いこといやなことも多いと思いますが、やっていきたいと思います。

 

 

本書を読んで考えた部分

 優しさは、実は優しくないことも

 本の中で、「優しさ」について書かれていました。優しい人というとポジティブな印象を持つ傾向がありますが、必ずしもそうではありません。例えば、新人が、仕事のミスをしたとします。新人なので仕事に不慣れなのは、当然です。そこで、上司が、ミスを直すとします。周囲の人は優しい上司だな、という印象を持ち、好印象を持たれます。一方、新人は、自分のミスを自分でカバーできません。つまり、成長がないということです。また、上司の優しさによって、周囲に、仕事のできない人、という認識を持たれてしまいます。したがって、新人に優しくした行為により、上司のみにメリットがあり、新人には、マイナスな面ばかりになってしまうのです。

 優しさとは、一見相手にとっても良いものと考えがちですが、必ずしもそうではないと学びました。自分の善意により、被害を受けることもあることを頭においておきます。

 

 

 うまくいかないときの行動が、人生を左右する

 人生は、うまくいかない時期があります。むしろ、うまくいかないことばかりかもしれません。そのような時期って、続けてきたことを継続するって難しいかもしれません。逃げたくなったり、だらけたりしたくなります。しかし、本書では、人生は、波のように、良いことや、わるいことが常にやってきます。だからこそ、わるいことが続く時期は、そのような時期だと認識し、良い時期を辛抱強く待つことが大切です。所属している部活でも、監督が、調子が良い時に頑張るのは簡単だが、調子が悪い時に、継続したりがんばれるかどうか、とよくおっしゃいます。うまくいかない時期に耐えることで、その先に明るい未来があるということです。

 

最後に

本書を読んで、本当のエリートと呼ばれる人は、とてつもない努力を当たり前のようにしていることを、改めて実感できました。そして、エリートが感じることや気持ちは、普通の人と変わりません。同じ人間なのです。つらい時期、うまくいかない時期は、そのような人にだってあります。そのような時期でも、普段の努力を続けることができるかどうかが、後の人生で大きな差になると考えました。私自身も、調子の良し悪しに関わらず、努力して、成長していきます。