20代の今を大事にしよう!【思い悩む20代へ】
こんにちは。タツローです。
久々の更新となりました。
今回は、Tedにも出られたメグ・ジェイさんの「人生は20代で決まる」という本を紹介していきたいと思います。
この本は、著者の20代の時について書いたわけではなく、仕事を通して感じた20代ですべきことを、20代の人に向けて書いた本です。
20歳の今読んで非常によかったと思えます。
自分の人生をより良くするために、今そして今後どのように過ごしたらよいか考えるきっかけになりました。
では、本の内容に入りましょう!
30・40代に後回しにしてはならない
20代でできることを後回しにしてはいけません。
人生において大きなことは、結婚すること、正社員になって働くこと、経済的な安定を手に入れること、などしなければならないことがたくさんあります。
たしかに結婚などはしたくても簡単にできることではありません。
しかし、そのような人生の岐路となるような事柄を30・40代に後回しにしても何も状況は変わりません。
この後紹介しますが、最後の成長チャンスの20代のうちに、最善のことを尽くすべきです。
30・40代へと後回しにしても、余裕がなくなり、莫大なプレッシャーにさらされながらになってしまいます。
時間の有限さに気付くこと
まだまだ人生はこれからだ、と思うかもしれませんが、ライフプランを考えると、20代にそれほどの余裕はありません。
妊娠について
今社会では、晩婚化が進行し、30代後半・40代に出産という話も多いです。
しかし、成功例が明るみに出ているだけで、実際は、妊娠に向いた20代後半に比べ、かなり難しい話です。
実際に多くの人が、高齢出産をするつもりでいましたが、不妊治療がうまくいかず、妊娠をあきらめることになっているそうです。
また、不妊治療にも、何百万、数千万とかかることも多々あるそう。
そう考えると、早い時期から考えるに越したことはありません。
人生をよりよくしてくれる人とは?
人生をよりよくしてくれる人は、長い親交のある高校や大学の友人でしょうか。それとも、ほとんどか関わりのない同僚などでしょうか。
本書では、後者であると言われています。
ある実験によると、転職する際に助けになった人は、友人や家族ではなく、ほとんど会わない人だったそうです。
確かに、親交の長い友人と一緒にいることは、居心地が良いです。しかし、ほどほどにして、自分の価値を高める選択をするべきだと思いました。
またその選択により、様々な人と接する機会が生まれます。結果として、コミュニケーションスキルが磨かれたり、新たな人脈などにもつながります。
結婚のために
よく価値観の違いで別れた、という話を聞きます。
実際に私もそれが原因の一つで振られました。
しかし、本書では相手の価値観やパーソナリティを理解しようと努め、相手について知ることが重要だとありました。
長い時間一緒にいると、必ず異なる価値観があることに気付きます。全く同じ価値観の人はいないと言ってよいでしょう。
だからこそ、結婚し、幸せな結婚生活を送るために、常に相手を理解しようと努めることが重要です。
脳の成長のラストスパート
本書で、「20代は大いなるリスクと偉大なるチャンスの時」と記されています。
脳の成長のラストスパートであると言われています。それは、新しいことを素早く学べるチャンスであり、飛躍的に成長するチャンスであるということです。
20代での自分が、今後の30代以降の自分です。
多くのことにチャレンジして、学ぶ機会を得れれば、30代以降も多くのことを学ぶことができます
そんな中、辛いこともたくさんあるでしょう。
死にたくなるような恐怖、悲しみも必ず経験します。
しかし、それは生きているからこそ経験することで、永遠に続くものではありません。
そのような困難な状況こそ、多くの学びを得ることができるチャンスです。
最後に
心に残った一節を紹介します。
「ぼくがどうしてもわからないのは、そして少し悲しく思うのは、なぜ自分は多くの時間を無駄にしてきたのかということ。思い出にも値しないことに多くの時間を費やし、友だちと遊んできた。何のために?20代は楽しく過ごせたけど、八年も必要だったんだろうか。MRI検査を受けながら、パーティーやコーヒーショップで友人とたむろしていた五年間を、息子といっしょにいられる五年間と交換したようなものだなと感じたよ。どうしてだれも、きみは人生を無駄にしているぞと、教えてくれなかったんだろう?」(P285)
これを読んで、ものすごく時間の価値を考えさせられました。
あえてここでは言いませんが、何か感じる方もいるのではないでしょうか、、
まとめ
いかがでしたが。
非常に簡単な説明でしたが、20代を無駄にせず、自分の価値を高めろ、ということを学んだ本でした。
自分の人生をより豊かにするために、20代の今を大事にしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。