厳しいサッカー界【サッカー選手を目指す中高生必見】
こんにちは。タツローです。
久しぶりのブログの更新となりました。
今回は、強豪の大学に入って感じた、”サッカー界の厳しさ”について書いていきます。
まず、プロサッカー選手を見てどのようなイメージをお持ちですか。
・華やか
・お金持ち
・好きなことでお金を稼げてうらやましい
などポジティブなイメージをお持ちではないかと思います。
高校までは、地元の部活に所属していたため、実際にどのようなものか具体的なイメージを持つことはできていませんでした。ただぼんやりと、レベルが高いんだろうな、くらいでした。
実際にプロに近い選手がたくさんいる環境に身を置いて感じることがたくさんあります。
かなり自信をなくすかもしれませんが、現実の厳しさを伝えようと思います。より一層の強い覚悟をもって夢を追ってほしいと思います。
サッカー界の現実
まず、私の所属している大学は、一般入試で入部した、いわゆる一般組と、推薦入試で入部した推薦組がいます。
一般組には、私のような無名の高校から来た人もいれば、インターハイや選手権に出場した主力選手や主将を務めた人までいます。また、全国に出れなくても、県選抜やその地方の選抜経験のある人ばかり。つまり、私からしてみれば、一般組でもかなりのレベルの高さです。
そして、推薦組には、ほぼユース出身です、数人高体連の人もいます。推薦組は、ほぼ世代別代表の経験者。トップチームは30人程度いますが、そこに入ることのできる一般組は片手で数えれる程度。推薦組は、限りなくプロに近い人ばかりです。
そのようなトップチームの選手でも、卒業後の進路で、プロにいくことができる人は、片手で数えれる程度です。しかも、J1のクラブに行く人は、その中でもわずか。
J1のクラブでも、各チーム30人程度いて、試合のメンバーは20人程度。プロになっても続けていくのがまた大変です。
そう思うと、ワールドカップに出る選手は、本当にすごい世界を勝ち抜いたほんの一握りの選手です。
つまり、ここで伝えたかったことは、上には上が常にいて、その中で勝ち抜くことは本当に覚悟と努力が必要です。
強豪校に入って感じたこと
これまで、高校では学校内でも、かなり走れる方でした。しかし、大学では、yoyoテストという、シャトルランのペースが速いもので測定をするのですが、学年の中でも下位。これまでの自分の武器だったものが、全く通用しないことも多々ありました。
この中で戦っていくには、もっともっと練習していかないといけないし、サッカー以外の部分も大切にしていかないといけないと思いました。
プロを目指す方へ
プロになるには、ものすごい勝負の世界を勝ち抜かないといけません。
しかも、評価するのは自分ではなく、他者です。
監督に嫌われている、監督の好みの選手ではない、ということをよく聞きますが、それを言ってもなんにもなりません。
監督はどういう選手を必要としているのか、ということを考える必要があると思います。
そして、徹底的に練習してください。
高いレベルにいる人ほど、考えながら徹底的に努力しています。
そして、プロを目指し、徹底的に取り組むことは非常に素晴らしいことで、たとえプロのなれなくても、多くのことを学ぶことができます。その学びを、その先の人生で役に立てればよいと思います。
ローランドさんも、プロを目指して学生時代はサッカーに打ち込まれたそうなのですが、その経験によって今があると、著書でおっしゃっていました。
そして、プロを目指せること、サッカーができる毎日に感謝の気持ちを忘れないでください。両親の支えや、指導してくださるコーチなど多くの方の支えがあった上で、今の環境があることを忘れてはいけません。
いかがでしたか。
サッカー界は、一見華やかに見えますが、裏はものすごい残酷で、ものすごい努力があるということを忘れてはいけません。
そして悔いのないように日々を取り組んでほしいと思います。
私もサッカーをもっともっと頑張ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。